金沢の芸妓インタビュー記録事業 実施時期:令和4年度~令和5年度
「金沢素囃子」を担う、芸妓衆にインタビュー
古都金沢に息づく伝統芸能、素囃子。その奥深い世界を、それを担う芸妓衆への独占インタビューを通じてご紹介します。華やかな舞台の裏側で、芸妓たちがどのような想いで素囃子と向き合い、伝統を継承しているのか。生々しい言葉と音色で、素囃子の魅力を余すところなくお伝えします。
令和5年度実施
主計町茶屋街「まゆ月」
寿珠さん
(栃木県出身)
大学時代から習っていた日本舞踊の師匠が、主計町に出稽古をしている縁で芸妓の世界に入った寿珠さん。令和4年(2022年)7月のお披露目から1年が過ぎ、「お座敷でもこれまで以上にお客様と触れ合う機会が増えました。お稽古が楽しい!」と、踊りや囃子の稽古に励む日が続きます。
ひがし茶屋街「中むら」
唐子さん
(石川県出身)
笛は特別な存在という唐子さん。地元、能登の祭囃子で笛方を担当したことがその原点、といいます。金沢での学生時代に東洋史が専攻だったことから、芸妓名を唐子としたそうです。稽古ごとや街の様子を中心に、お気に入りの散歩スポットの話なども伺いました。
ひがし茶屋街「八しげ」
かつ代さん
(石川県出身)
長唄、小唄に清元、そして趣味のカラオケまで、唄うことも歌うことも好きというかつ代さん。踊りは、ヒップホップダンスから日本舞踊への転身でした。そんなかつ代さんのやりがいは、お客様にいつも心地よく楽しんでもらえるお座敷を提供することだそうです。
ひがし茶屋街「八の福」
万琴さん
(富山県出身)
令和5年(2023年)10月のお披露目は、新花の万琴さんにとって中学時代から思い続けた芸妓になる夢がかなった瞬間でした。その後初舞台も踏み、まだ慣れない仕事や稽古に必死で取り組む万琴さんに、新しい世界に飛び込んだ現在の心境をお聞きました。
ひがし茶屋街「八しげ」
美紅さん
(石川県出身)
美紅さんは、金沢素囃子子ども塾の卒業生です。ひがし茶屋街のそばで生まれ育ち、令和4年(2022年)11月にデビュー。1年が過ぎ、ようやく緊張感が少しずつ取れてきたといいます。多彩な趣味を持つ美紅さん。仕事も趣味も全力で取り組んでいます。
にし茶屋街「はん家」
光春さん
(石川県出身)
輝いている人が好き。光春さんは、舞台で観た先輩たちにあこがれて芸妓になりました。何度叱られても、やめようとは一度も思ったことがないという光春さん。お姐さん方からのさりげない一言から感じる温かさが、これまでの支えになってきたといいます。
令和4年度実施
にし茶屋街「美音」
幸ぎくさん
(京都府出身)
幸ぎくさんは、平成28年(2016年)、金沢美術工芸大学卒業後にデビュー。
立方としての踊りはもちろん、金沢素囃子では笛を担当するなど、様々な芸の修得に励む幸ぎくさんに、芸妓になったきっかけや、普段の生活の様子、にし茶屋街のことなどをお聞きしました。
主計町茶屋街「仲乃家」
桃太郎さん
(富山県出身)
うた子さん
(神奈川県出身)
<Part1>
平成28年(2016年)に芸妓になったうた子さん。横浜から芸妓の道を目指し主計町に入る時、同じお茶屋のお姐さんの桃太郎さんとは不思議な縁がありました。
金沢美術工芸大学出身の桃太郎姐さんとお二人で、金沢おどりや、金沢素囃子の演奏について楽しく語ってくれました。
主計町茶屋街「仲乃家」
桃太郎さん
(富山県出身)
うた子さん
(神奈川県出身)
<Part2>
お茶屋のある主計町ってどんなところ?普段は、どんな生活を?など軽妙な会話が続きます。県外出身の二人ですが、初めて花街に来て一番驚いたこと、戸惑ったこと って何だったのでしょうか。お二人の、今後の目標などもお聞きしました。
ひがし茶屋街「藤乃弥」
七葉さん
(佐賀県出身)
北陸新幹線金沢開業の翌年、平成28年(2016年)にデビューした七葉さん。
佐賀県出身の七葉さんが、芸妓になったきっかけ、金沢の印象や、稽古のこと「七葉」という芸妓名の意外な由来や芸妓を志す方へのアドバイスなどをお聞きしました。
ひがし茶屋街 「八の福」
以とさん
(東京都出身)
令和5年(2023年)2月に新花としてお披露目した以とさん。
中学時代からの芸妓になる夢をかなえるため金沢に来た以とさんに、修業の様子や両親のこと、新しい世界に飛び込む思いや金沢のことなどを、お披露目直前にインタビューしました。
ひがし茶屋街 「八の福」
佳丸さん
(長野県出身)
平成27年(2015年)、北陸新幹線金沢開業の年に芸妓になった佳丸さん。
海のある県にあこがれて金沢大学に入学。卒業後ひがし茶屋街に入りました。お稽古が趣味という佳丸さんに、普段のくらしや茶屋街のこと、お稽古のことなどを話してもらいました。